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知識ゼロからのFP2級〜理系卒のFP体験記〜

FP2級勉強

FP3級を取った方でFP2級を取ろうとする方は多いですよね
私も知識ゼロからFP3級に合格し、知識がなくならないうちにFP2級を受験しようと思った口です

知識ゼロからFP2級に合格するために要した時間や勉強方法についてご紹介していきます
結論から言うとFP3級とFP2級を合わせて費やした合計期間としては2か月半かかりました

FP3級の体験記はこちらから

FPとは何なのか、FP協会ときんざいの違いなどについてはFPの基本事項についてはこちらで触れているのでまったく知識のない方はこちらか読んでみてください

試験日程等

2022年度試験日

2022年度の試験日は以下の通りです

試験日受験申請期間合格発表日
第1回2022/5/22(日)2022/3/10(木)~3/31(木)2022/6/29(水)
第2回2022/9/11(日)2022/7/5(火)~7/26(火)2022/10/24(月)
第3回2023/1/22(日)2023/11/8(火)~11/29(火)2023/3/2(木)
参考:日本FP協会 試験日程 https://www.jafp.or.jp/exam/schedule/

日程はFP2級も3級も同じ日程になってます
FP2級試験も年度毎に3回試験があります
受験申請は試験日のおよそ2か月前から
受験申請期間は3週間ほど
合格発表はだいたい1か月半後
という感じです

受験料

FP2級の技能検定料は
学科が4,200円、実技は4,500円ですので併せて受験すると8,700円です

受験資格

FP2級を受験するためには以下の条件を満たしている必要があります

  • 3級FP試験に合格した人
  • AFP認定研修を修了した人
  • 2年以上の実務経験を有する人

試験時間

FP2級の試験時間ですが

学科 10:00~12:00の2時間
実技 13:30~15:00の1時間半

です

学科、実技試験ともに、試験開始後60分以降、試験終了の10分前までは解答が終わっていれば自分の判断で途中退室することができます

FP3級試験を受けた時は6~7割ぐらいの人が学科試験60分後に退出していましたが、FP2級試験では4割ぐらいの人しか退出していませんでしたね

試験内容

試験には学科と実技の2種類があります
実技とありますが、実際に何かするとかそういったことはなく、学科同様に答案用紙に解答していくだけです
このあたりはFP3級とほとんど変わりません

試験科目およびその範囲は試験要綱を確認する必要がありますが、参考書等を参考にすればしっかり見る必要もないかもしれません

学科試験

FP3級では学科試験は第1問と第2問に分かれていました
FP2級では全て4択問題になっています
合計で60問を解答することになります

実技試験

実技試験は大問毎に問があり、合計で40問を解答することになります
FP3級からは問題数が倍になっていますので少し苦戦するポイントかもしれません

合格点

学科と実技試験のそれぞれで何点とれば合格になるのか?
FP3級同様、両方の得点率が60%を超えれば合格です
一応、配点は非公開ということなのですべてが同じ点数であるとは確実には言えないかもしれませんが、6割取れていれば合格できると考えていいでしょう

なので
学科で36問正解/60問中
実技で24問正解/40問中
が合格ラインになると思って勉強していきましょう

また、学科もしくは実技の片方しか合格できなかった場合、次の試験では合格した方の試験を免除することができます

勉強時間

実際に私が使った勉強時間ですが、

期間にすると1か月です

行きの通勤時間で30分、帰りの通勤時間で30分を勉強に費やしました
休日はだいたい2~3時間ほど勉強に当てましたのでトータルでいうと

およそ50時間ほどです
FP3級では30時間ほどの時間を費やしたのでFP2級試験合格のためには約80時間相当の時間を費やしたことになりますね

正直、何もわからない所から始めるにはFP3級の勉強から始める方が結果的に短い時間で済む気がしますね

勉強方法

FP2級の難易度はFP3級からぐっと上がる気がします
理解度も深くないと答えられないものも多いです
そもそも、○×問題が4択になっているのでその部分が単純に合格率を下げている要因だと思われます

勉強方法はFP3級とは大きく変わりません

  1. 参考書を一通り流し読みする
  2. 過去問道場で過去問を解きまくる
  3. 紙ベースで1回分の過去問を解く

です

参考書を一通り流し読みする

私が購入した参考書は
「うかる!FP王道テキスト2級」日本経済新聞出版
です
FP3級の時と同じ参考書を使いました
FP3級から受験している人はその時と同じ出版社の参考書を買った方がよいです
言い回しや説明の仕方が若干異なってくるので変に誤解をしてしまうことがあるためです

この本をざっくり流し読みしました
3級の時は1週間くらいでしたが、2級の場合は少し理解をしつつ2週間と時間をかけて読みました
3級の時に覚えたことを思い出しつつ、2級で初めて出てくる知らない言葉が頭に少し残るぐらいで読めば大丈夫です
しっかり読み込んでも、だいたいは忘れます

過去問道場で過去問を解きまくる

ある程度の単語が頭に入ったらあとは過去問道場で過去問を解きまくるだけです
過去問を解いて知識を定着させます
私は2021年の9月に受験しましたが、2016年の1月試験から2020年9月試験までの14回分を解きました
1か月ほどで14回なのでおおよそ2日に1回分という感じでしょうか
3級の勉強をしていたとしても最初は忘れていたりすることもあるので時間はかかります
5回ほどやれば解き方が分かってきて感覚も取り戻せるでしょう
10回分もやれば傾向も内容もつかめてきます

FP3級同様、解けば解くほどスピードが上がってくるのであきらめずに解きまくりましょう

最終的には学科も実技も試験時間より30分以上早く解けるようになりました
むしろ時間が余るくらいで答えられないと知識が定着していないと考えて、何度も何度も過去問解きましょう!

紙ベースで2回分の過去問を解く

過去問道場で試験時間より早く、かつ6割を軽く超えるようになるまでひたすら過去問を解きましょう
ただ、前日などに1、2回だけ紙に印刷した過去問を解くことをオススメします

過去問道場で問題を解くのと実際に本番で紙を見ながら解答していくのではやはり感覚が違ってきます
時間配分の仕方や解答を紙に残しておく感覚をつかむことができます
前日にやることで、その感覚のまま試験に臨むことができると思います

試験当日

試験当日はFP3級の記事でも書きましたが、心構えは一緒です
当日はそれなりの時間に試験会場に向かいましょう
遅刻してしまっても試験開始後30分までは入室が認められますので焦らず行くことが大事ですね

注意事項説明等がありますので各試験の開始20分前ぐらいまでに着席する必要があります(割とアバウトですが、)

学科試験は1時間ほどで解き終えので、終わったタイミングで教室をでました
お昼を食べる場所は調べておいた方がいいです
混雑しないような会場から少し遠目のカフェなどがオススメです

午後の実技試験も午前の学科試験と流れは同じなので時間前に席に戻りましょう
実技試験も1時間かからないぐらいで終わり、1時間たったタイミングで教室を出てFP2級の試験も終了です

試験結果

試験結果は合格発表の数日後に郵送で送られます
学科試験と実技試験のそれぞれについて得点と配点が記載されており確認ができます

私は
学科試験が54点/60点中で90%
実技試験が88点/100点中で858%
合格していました

最後に

FP2級の資格は転職などの際に、履歴書に書いたりすることのできるレベルの資格になります
転職のために取っておいてもいいし、自分の勉強のために取るのにもオススメします
知らないことで損することがあるくらいなら勉強して得できるようにしておきませんか?

FP1級は実務経験が必要だったりと条件が厳しいので、仕事で必要のない方は2級までで十分だと思います

記事を読んで不明なことがあればお問い合わせから問い合わせください
答えられる範囲でなんでもお答えします

最後までご覧いただきありがとうございました!!

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