こんにちは。
今回の記事は受取代理制度を実際にやった手順を書いておきたいと思います。
出産育児一時金の制度って色々あるけど調べないと本当によくわからないですよね。
私達は全国健康保険協会の保険証を持ってますので、協会けんぽの手続きになります。
企業によっては健康保険組合など違いがありますので、自分が加入している健康保険をご確認の上で参考にしてください。
出産育児一時金
お子さんを出産した時に貰えるお金として、出産育児一時金があります。
令和5年の4月1日から42万円から50万円に増額されたのがニュースになったので知ってる方も多いと思います。
では、これをどうやって受け取るのか?
受け取り方は3通りあります。
- 直接支払制度
- 受取代理制度
- 制度を利用しない
直接支払制度は、出産育児一時金が医療機関に直接支払われるので、窓口で払うお金が少なくなります。
一方、受取代理制度は出産育児一時金を医療機関が被保険者に代わって受け取ります。
窓口で払うお金が少なくなるという意味では直接支払制度と大きな違いはないかと思います。
唯一、受取代理制度の方が手続きを自分でやらなければならないという意味で手間がかかります。
どちらの制度も利用しないという方法も取れますが、多くの病院はどちらかの制度を導入していることが多いので利用した方がいいでしょう。
どちらの制度を利用できるかは病院によります。
出産する病院を決めた段階で病院に確認しておきましょう。
直接支払制度を導入している医療機関の方が多いようですが、私達の病院は受取代理制度を導入していたので受取代理制度を利用しました。
受取代理制度の手続き
受取代理制度を利用するためには、出産予定日まで2ヵ月を切った段階で申請をします。
妊娠が発覚してすぐに出産育児一時金について調べましたが、実際に申請をするのはかなり後になってからですので忘れないようにしましょう。
出産する前の手順としては
- 病院で受取代理申請書をもらう
- 受取代理申請書を健康保険組合に提出
です!
出産する前にやることは意外と少ないんですが、調べても中々欲しい情報だけは出てこないんですよね。
なので実際に私が手続きをする際に確認したページなどを残しておきます。
リンクも貼っておくので、最新情報は協会けんぽのページを確認してください。
受取代理申請書をもらう
まずは病院で受取代理申請書を貰います。
全国健康保険協会の出産に関する給付というページから確認できます。
この受取代理申請書に「受取代理人の欄」がありますので、病院側で必要事項を記入してもらったものを貰います(写真赤枠)。
ここに必要事項がないと提出しても意味がないので、正しく記入されているか確認しておきましょう。
健康保険組合に提出
受取代理申請書を受け取ったら、「申請者(被保険者、世帯主又は組合員)が記入するところ」に必要事項を記入します(写真赤枠)。
記入が終わったら内容を確認して、できればスキャンを取ってPDFか何かで保存しておきましょう。
内容に不備があったりした時などに内容がすぐに確認できるので便利です。
記入が終わったら健康保険組合に提出します。
提出先は自分の健康保険証に書かれている保険者名称の場所です。
自分の健康保険証を確認しましょう。
全国健康保険協会**支部などと書かれている**の支部に送ります。
送り先の一覧は全国健康保険協会の下記のサイトから確認できます。
封筒に所在地を書いて、切手を貼ってポストに投函しました。
ポストに投函したら手続きは完了です!
手続きは郵送のみなんですよね、
こういった手続きをするときはいつもそうですが、郵送以外で手続きする方法を考えてくれないかなと思ってしまいますね。
それと、郵送しても正しく受理されたかどうかは特に連絡が来ません。
2~3週間後に病院に連絡がいくようなので、病院に確認しましょう。
とにかく心配な人は送付した先に問い合わせてみることをオススメします。
最後に
受取代理制度の実際の手続きを書いてみました。
私がおこなった手続きですので、病院や自分の勤めている企業によっては手続きの方法が異なる可能性もありますのでご注意ください。
手続きをする必要があるけどよくわからんという方の参考になれば嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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